◆「ふるさと納税は世田谷区へ」と呼びかけ!

先日、「ふるさと納税は世田谷区へ」と呼びかけ、「寄附文化醸成」を掲げます、との記事が出てました。都市の自治体はたいへんですね。


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「ふるさと納税は世田谷区へ」と呼びかけ、「寄附文化醸成」を掲げます
The Huffington Post Japan
http://www.huffingtonpost.jp/nobuto-hosaka/setagaya_b_16963616.html


世田谷区は「ふるさと納税」による直撃を受けています。平成29年度の特別区民税減収額は30億6990万円(速報値)と、「30億円」と予算編成時に予想していた金額を超えました。平成28年の減収額は、1位横浜市(約32億円)、2位名古屋市(約19億円)、大阪市(約17億円)に続いて、世田谷区は約16億円と4位でしたが、上位の政令指定都市は減収額の75%が地方交付税で補てんされる一方、不交付団体の世田谷区は減収額の補てんはありません。実質的減収影響額では、全国の基礎自治体でもっとも大きな税源流出の影響を受けていることになります。

そこまで税収減に直面しているのであれば、「世田谷区も返礼品を充実して勝負に出るべきだ」「嘆いている暇があれば、返礼品をそろえる準備をせよ」との厳しい意見もいただきます。ふるさと納税の影響が拡大していく渦中の1年半前から世田谷区で議論してきた結果、「返礼品競争に加わらない。あくまでも、ふるさと納税を利用した寄附を呼びかけ拡げていく」という結論にたどり着きました。都市対地方という不毛の対立構造をつくるべきではないと考えているからです。この問題で、メディアのインタビューが続きました。

全国から世田谷区に「ふるさと納税」をすることはもちろん、世田谷区民が世田谷区に「ふるさと納税」をすることもできるんです...と言うと、「それは知らなかった」という区民に多く出会いました。昨年12月に、世田谷区も「ふるさと納税」のサイトである「ふるさとチョイス」に登録しました。ここには、寄附の宛て先として、8つの基金が提示されています。

3万円以上の寄附に対しては、5千円(送料込み)程度の「記念品」を送っています。金額がどれだけ多くなっても、選択できる「記念品」は同一です。これが、「ふるさと納税」に対しての世田谷区のやり方です。


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