◆高容量の次世代リチウムイオン電池 産廃シリコンで実現

先日、高容量の次世代リチウムイオン電池、産廃シリコンで実現、との記事が出てました。電池の性能向上はエネルギーの効率的な活用には重要ですよね。


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高容量の次世代リチウムイオン電池、産廃シリコンで実現
ITMEDIA
http://www.itmedia.co.jp/smartjapan/articles/1708/01/news017.html


慶應義塾大学の研究グループは廃シリコン粉末から単結晶シリコンピラーを形成する手法の開発に成功した。リチウムイオン電池の容量を数倍にできると期待されるシリコン負極の実用化課題をクリアする、新しい製造プロセスとして期待できるという。

リチウムイオン電池の性能を高める手法として、シリコンを利用した負極の研究開発が進んでいる。容量を従来の3倍程度に高められる期待がある。しかし、充電時にリチウムを貯蔵すると体積が3倍以上に増えることで電極が割れ、導電経路が崩壊してしまう。これによる電池寿命の急速な低下を避けるためには複雑な負極の構造をとる必要があり、コストがかさむ点などが課題となっている。

こうした課題をクリアできる可能性がある研究成果を、慶應義塾大学 理工学部機械工学科の閻紀旺(やん じわん)教授の研究グループが2017年7月に発表した。体積膨脹を完全に緩和できる単結晶シリコンピラー(シリコンで作る微小柱)の形成に成功したという。原料には産業廃棄物として処分されている、廃シリコン粉末を活用しているのが特徴で、高容量、長寿命かつ低コストのシリコン負極を作るための新しい製造プロセスとして期待できるとしている。



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